平野歩夢はなぜパリ五輪に出ない?兄・英樹との感動エピソードも話題!

パリ五輪

平野歩夢はなぜスケボーでパリ五輪に出場しない?

平野歩夢の画像
出典:https://mainichi.jp/

さて、今回のパリ五輪に平野さんが出場しないのはなぜか理由を見ていきましょう。

2023年にUAEで行われたスケートボード世界選手権はパリオリンピックの予選を兼ねていました。この大会で平野さんは、2回の試技でいずれも序盤の大きなエア(空中技)に失敗し92位で予選落ちしています。

平野歩夢の画像
出典:https://hochi.news/

しかしながら平野さんは、この世界選手権直前のインタビューで、スケートボードの練習時間が取れず、気持ちだけでは勝てる世界ではないことは分かっているという事を話していました。
スノーボードを続けていきたい気持ちはあるので、この大会がラストチャンスという気持ちで楽しんで参加したいということでした。

そうだとしても、この世界選手権では本来の平野さんであればもっと上位に食い込めたはずだと思います。UAEの厳しい気候状況がなければというのがあるので、平野さんも悔しい思いをしたことは確かだと思います。

 過酷な連戦で実力を示せなかった。昨年の北京五輪で金メダルを獲得後、今年1月27日に米コロラド州アスベンで開催された冬季Xゲームのスノーボードで約1年ぶりに公式戦へと復帰して6位。気温が氷点下10度前後の雪山から大陸をまたぎ、そのまま中東のUAEへ乗り込んできた。日中は30度前後まで気温が上がり、時差や気候が大きく異なる中、心技体を整えるのは、国際経験が豊富な平野をもってしても至難の業だった。
引用元:https://hochi.news/

その後、平野さんは2024年のパリ五輪を目指すかについては明言していませんでした。

「周りに自信を持って(パリを目指すと)言えるほど甘くない世界」と、二刀流の難しさを自身が一番良く理解していた平野さんですが、それでも「チャンスがあれば向き合いたい」と二刀流を続けていくことに拘ってきました。

練習は今後も継続する意向で「スノーボードのためのスケートボードにしていければなと思っている。もっと練習して、またチャンスが来た時に戦えるように頑張りたい」とも語っていました。

平野歩夢の画像出典:https://www.tvlife.jp/

平野さんは2024年の強化指定選手を選考するマイナビ日本選手権(2023年11月)にエントリーせず、パリ五輪予選に派遣される可能性がなくなりました。

2022年11月の日本選手権は強化選手から落選しており、UAEでのパリ五輪予選を兼ねた世界選手権も予選落ちしているので、
世界ランキング30位以内に入れなかったのです。
その為、その後の予選への出場は叶いませんでした。

結果として、平野さんは今回のパリ五輪には出場しないということになりましたが、
2026年のミラノ五輪への出場には意欲を示しているということですので、2026年に期待したいですね!!(*^^*)

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兄・英樹との感動エピソードとは

平野歩夢の画像
出典:https://www.tokyo-np.co.jp/

さて、平野さんの兄・英樹(えいじゅ)さんは、かつて東京ドームで行われていたスノーボードの国際大会に大会史上最年少の13歳で出場するほどの実力を持っている素晴らしい選手です。
平野さんは、そんな英樹さんの背中を追いかけながら夢への道のりを歩み続けてきました。

「ずっと一緒にやってきましたね。初めて海外に行った時も、初めて海外の大会に出た時も、憧れていたカズくん(トリノ、バンクーバー五輪スノーボード日本代表の國母和宏)に初めて会った時も、ずっと一緒でした。俺一人じゃできないことすべてを一緒にやってきてくれた存在です」
引用元:https://real-sports.jp/

この言葉は平昌五輪前の2017年秋に平野さんが語ったものです。

「今でもオリンピックが終わった次の遠征に英樹も行かないかな、と思うことがあるんです。同じ夢を目指してやってきたからこそ、一緒に(オリンピックに)行きたかった気持ちは正直あります。俺がケガしている時にSAJ(全日本スキー連盟)の全日本選手権があって、その大会でナショナルチームに入れるかどうかが決まるんですけど、『フルで攻めたけどダメだった』と英樹が言っていたんですよね。

でも、俺も自分のことで精いっぱいだったし、英樹もそうだっただろうし。そのあたりからお互いがすれ違っているような違和感はありました。そして、英樹が夢を諦めて違う方向性に切り替えようと考え始めた瞬間から、『俺がやらなきゃ』という気持ちが強くなったんです。

海祝も同じように(平昌五輪出場を)目指していたけど出られないから、兄弟の分まで頑張らないといけないという気持ちはものすごく強くあります。オリンピックでは滑りに集中して、英樹や海祝にいい刺激を与えられるような結果を残したいです」
引用元:https://real-sports.jp/

このように話していた平野さんですが、その結果はというと、
スノーボード・ハーフパイプでオリンピック2大会連続銀メダル獲得という快挙を成し遂げたのです!!

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出典:https://www.jiji.com/

さらに平野さんは、平昌五輪で繰り広げられたショーン・ホワイト(スノーボード アメリカ代表 トリノ、バンクーバー五輪金メダリスト)との激闘について

「もう銀はイヤだ」と公言し、何のために滑っているのかわからなくなるほど自らを追い込んでいた。その上で、平昌五輪の開催まで1年を切っていた2017年3月に肝臓と左膝の靭帯を損傷し重症を負うなど、もがき苦しんできた。
引用元:https://real-sports.jp/

平野さんの兄・英樹さんは「オリンピックで金メダル。できればショーンに勝って金メダルを取りたい」という夢を語っていました。
平野さんは英樹さんのその思いを受け継いで平昌五輪に臨みましたが、ショーンに敗れ銀メダルに終わっています

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出典:https://mainichi.jp/

そして2018年11月、「正式種目になった以上、スルーするわけにはいかない」と東京五輪から正式種目として採用されるスケートボードでオリンピックを目指すと会見で表明した平野さん。

しかしながら、新型コロナウイルスの影響で東京オリンピックが一年延期となりました。
僅か半年の間に行われる夏と冬の2つのオリンピックを目指すという、無謀とも思える挑戦でしたが

「自分の中ではスノーボードだけに集中することよりも、スノーボードとスケートボードを両立することで歩み始める新しい道のりで得るものに価値があると考えています。でも、それが何かを想像してみてもわからなかったんですが、実際に挑戦してみたらいろいろなことが見えてきた。今では、これまで思いも寄らなかったことを考えている時間のほうが多いですね。そうした新たな“気づき”を与えてもらっている。強くなりたい、成長したいと思っているので、そういう部分と真摯に向き合っていきたいと考えています」
引用元:https://real-sports.jp/

このように語った平野さん。平野さんが幼いころから追いかけ続けてきた英樹さん。
そんな英樹さんの夢を背負って進み続ける平野さんですが、その強い原動力はただ勝ちたいという気持ちから来ているのではないようです。

2つのことを本気でやりたい、世界を狙いたいと、子供の時から思ってたという平野さん。
周りから無謀だと言われても、スケートボードとスノーボードの両方で高みを目指していくということが平野さんの理想なのだと言います。

「自分にとってスケボーとスノボは、目標をもつことの大事さを教えてくれたアイテムなんです。そのふたつをずっと続けて、自分の夢に向かうことができた。

だから遊びじゃなくて、本気で競技を両方やっていきたい。

今の自分を超えて成長してスノボでもトップを狙いたいし、スケボーでもトップを狙いたい。それはかなり難しいことだと東京で改めて思い知らされましたけど、頑張りたい。

やれる間に本気でいけるところまでいって、そこでの発見を周りの人に伝えられたらいいな、という理想はありますね」

引用元:https://www.nhk.or.jp/

スノーボードもスケートボードも英樹さんと共に切磋琢磨しながら頑張ってきた平野さん。
どちらも諦めることなくこれからも続けていくこと、平野さんにとってそれこそが英樹さんに見せたい姿なのかもしれないですね。平野さんの英樹さんに対する強い気持ちが伝わってきますね。普段はインタビューなどもあまり受けず、受けても淡々と話す平野さんの印象があるので、こんなに強い思いを持っていらっしゃることに驚きました。

パリ五輪は少し残念でしたが、今後はまた平野さんの活躍を見ることができそうですね!!
兄弟の絆が強いというのは本当に素敵だなと思います。
兄弟で同じ道を歩んでいると、幼いころは特に、お互いにライバル意識が芽生えるので刺激にもなり良いのでしょうね。平野兄弟の場合、お互い嫉妬心は無く、一緒に成長しあえる仲間という感じがあるので、スポーツマンらしく好印象ですよね。

これからも兄弟揃って夢を追いかけ続けて欲しいです!(^^)!

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まとめ

今回は、『平野歩夢』さんがパリ五輪に出場しない理由について調べてみました!!
平野さんの原点にはお兄さんの英樹さんの存在が深く関わっていることが分かりました。
お兄さんが叶えられなった夢を背負って進み続ける平野さんは本当にかっこいい人だと思います!

周りから何を言われようとも揺らぐことのない強い意志は、これからも変わることはないでしょう。そこには平野さんの兄弟に対する愛が隠されているのですからね(*^^*)
2026年のミラノ五輪でまた平野さんが大活躍されることを楽しみにしています!!
これからも応援させていただきます!!

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