皆さんこんにちは、管理人のEllieです。
今回は、パリで開催されているオリンピックで選手たちに配られたサムスン製のスマートフォンが話題になっていましたので、
『そもそもなぜオリンピックのスマートフォンはサムスン製なのか?』
『サムスンの歴代のオリンピックモデルスマートフォンはどんなものだったのか』
気になったので調べてみました!
どうぞ最後までご覧になっていって下さいね(*^^*)
パリ五輪限定のスマートフォンが話題
今回のパリ五輪で選手たちに贈呈されたという、『五輪限定モデルのスマートフォン』がめちゃくちゃかっこいい!!と話題になりました。
出典:https://www.daily.co.jp/
このサムスン製のスマホはGalaxy AI対応のオリンピック限定版「ギャラクシーZフリップ6」というモデルで、サムスン電子のメディア・報道向けニュースサイト「サムスン・ニュースルーム」によると、パリ五輪に出場する約1万7000人のアスリートに配布されるという。
一般販売に先がけて配布されたようで同社初の五輪限定スマホだとも説明を加えている。日本では31日から販売開始され、価格は15万9700円~となっている。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/
@ratchanokmay
出典:https://news.yahoo.co.jp/
出典:https://japan.cnet.com/
こちらが話題になっている五輪限定のスマートフォンです!!
確かにもの凄くスタイリッシュでカッコいいですよね(*^^*)
サムスン電子は、パリオリンピックの公式移動通信パートナーであるOrange(オレンジ)テレコムと協業し、5G(5世代移動通信)データの使用が可能な100GB(ギガバイト)容量のイーシム(eSIM)を提供する。サムスン電子の公式サービスセンターを通じて2年間の国際保証サービスも提供することにしており、選手たちは自国に帰ってもオリンピックエディションの機器を使い続けることができる。
サムスン電子はIOCと協力し、表彰台に上がった選手が栄光の瞬間を直接撮影する「Victory Selfie(ビクトリーセルフィー)」プログラムを運営する。これまでオリンピックの授賞式には携帯電話を含むすべての個人所持品の持ち込みが禁止されていたが、「Victory Selfie」を通じて選手たちは「GalZflip6オリンピックエディション」で勝利の感動を直接おさめることができるようになった。併せて提供する専用のフリップスーツケースは、フランス代表チームのオープニングセレモニーの衣装をデザインしたLVMH(ルイヴィトンモエヘネシー)グループの高級紳士服ブランド「ベルルッティ」とのコラボレーションで完成した。
引用元:https://www.korit.jp/
近年のオリンピックでは、選手たちが開会式などでスマートフォンで自撮りをする光景が当たり前に見られるようになっていますよね。
しかし、そのスマートフォンが実はサムスン製のものであることは、どれだけの方が知っているでしょうか?
オリンピックで使用されるスマートフォンがなぜサムスンのものなのか、次の章ではそこに注目して見ていきましょう!!
五輪で使われるスマートフォンはなぜサムスン製?
結論から申し上げますと、サムスン電子は
『国際オリンピック委員会(IOC)の公式パートナー』であるからです。
出典:https://www.gizmodo.jp/
サムスン電子ジャパンのオリンピック・パラリンピック部門担当である
『松本祐一』氏はこう語っています。
サムスンがオリンピックを支援してきた歴史は古い。1988年、韓国・ソウルで開催されたオリンピックからローカルスポンサーとしてオリンピックに関わり始め、1998年の長野冬季オリンピックからは、無線通信機器のカテゴリーで、IOCのワールドワイドパートナーとなった。それからは夏季、冬季含め、すべての大会をサポートしている。
サムスンでは大会期間中に、選手村にスマホの修理センターも設置し、不具合がでたりした場合に素早く対応するサービスも行なっている。そこでは「意外と見落としがちなスマホの雑菌をケアするために、抗菌スプレーも吹きかけたりしている」など、安全・安心な大会の実現に向けて取り組んでいる。
松本氏曰く、これまでの開催地を含め、今回のフランス・パリやアメリカ・ロサンゼルス(2028年)などが、サムスンとして重要なマーケットに含まれているということです。
コーポレート的な視点は、文化・国籍を超えてお互いを理解し、よりよい世界を実現するという趣旨のオリンピック精神が、サムスンの思い、大切にしている価値感に共通するものがあり、非常に共感できることがスポンサーをする理由です。また困難に立ち向かい乗り越えていくアスリートの姿にも、サムスンとしてとても共感しています。
そして製品の視点もありますが、実は『このスマートフォンを買ってください』という意図はまったくないんです。それよりもこのコーポレート的な視点、オリンピック精神と共通する企業メッセージを、大会、アスリートを通じて発信したいという思いが、優先順位の一番上にあるんです」
「多様なスポーツが一堂に会するものは他にはありませんし、サムスンが伝えたいメッセージを、全世界に発信できる絶好のタイミングでもあるので、我々としては当面オリンピックを支えていきたいなと思います」
引用元:https://sportiva.shueisha.co.jp/
サムスン電子は
IOCの最高位協賛社の一つで、
2028年まで契約を結んでいるそうです。
オリンピックの『友情や平和、より良い世界の実現に貢献する』といった精神にサムスンが共感したことが、サムスンがオリンピックの公式パートナーとなったきっかけなのですね。
会場の至るところにサムスン製のスマートフォンが設置されていますし、選手たちも持っていることから注目度としては高いですが、「スマートフォンを買ってください」という企業のアピールなどはあまりされていないので、「オリンピック×スマホ=サムスン」という印象はあまり無いかもしれませんね。
製品をたくさん売りたいという事よりも、オリンピックの精神を伝えていきたいというサムスンの強い思いを知ると、今回のパリ五輪もその先のオリンピックも、違った見方で楽しむことができそうですね。
オリンピックの歴代スマートフォン
サムスンがオリンピックのスポンサーになったのは1998年の長野オリンピックからです。
長野オリンピックモデルはサムスンが日本で携帯電話ビジネスを行っていなかったことから、NEC「N206」のOEM品でした。
(※OEMとは、製造メーカー(OEMメーカー)が他社(発注元)の名義やブランドの製品(商品)を製造するもしくはその受託側企業のこと。 出来上がった製品は、発注元がOEMメーカーから仕入れる形で、自社製品のブランド名や型番を付けて販売します。)
★2012年 ロンドン五輪(Galaxy S III)
出典:https://getnews.jp/
こちらの記念モデルは台湾で発売されたそうです↑
★2014年 ソチ五輪(Galaxy Note3)
出典:https://getnews.jp/
出典:https://weekly.ascii.jp/
★2016年 リオ五輪(Galaxy S7 edge)
出典:https://www.rbbtoday.com/
出典:https://news.mynavi.jp/top/digital/
- 2018年 平昌五輪(Galaxy Note8)
出典:https://japan.cnet.com/
出典:https://xtrend.nikkei.com/index.html
ちなみにこちらの写真のGalaxy Note8オリンピックモデルは非売品です。
Galaxy Note8用のオリンピックロゴ入りカバーは一部の国で販売されましたが、平昌(ピョンチャン)のロゴは入っていなかったようです。
出典:https://www.businessinsider.jp/techinsider/
一般販売された限定ロゴ入りカバー↑↑
ロンドン五輪の限定スマートフォンはかなり個性的ですが(笑)
とても洗練されたデザインが多く素敵だと思います!!
4年毎に見た目も機能もブラッシュアップされてどんどん進化していくオリンピックスマホ、次のロサンゼルスオリンピックの限定モデルもかなり期待できそうですね(*^^*)
東京五輪の限定スマートフォンは?
2020年の東京オリンピック限定モデルに関しては、オリンピックを盛り上げようと前倒しでドコモから発売されました。「Galaxy S10+」
出典:https://www.itmedia.co.jp/mobile/
出典:https://www.docomo.ne.jp/
そして、オリンピック開催予定だった2020年に新型コロナウイルス感染症の流行をうけて発売中止となったスマートフォンがありました。
それが、東京2020オリンピックを記念して作られた「Galaxy S20+ 5G Olympic Games Edition」です。
今や幻のスマホとなってしまいましたが、
「組市松紋」がモチーフの東京2020大会エンブレムをあしらっていました
東京オリンピックはまる1年延期し、2021年夏の開催予定となりました。
そして、NTTドコモが2021年夏モデルとして
「Galaxy S21 5G Olympic Games Edition」を発表しました!
生まれ変わった東京2020スマホがこちらです↓↓
“東京2020スマホ”は、「Galaxy S21」をベースに、深みのあるオリジナルカラー「ファントムブルー」を採用しています。さらに、東京2020のエンブレムは姿を消し、五輪のシンボルがあしらわれたデザインに変更されて発売されました。
出典:https://news.mynavi.jp/top/digital/
東京五輪の限定モデルは、当初の物よりゴージャス感は薄れた気がしますが、管理人としては新しいデザインの方が断然好みですね。ブルーとゴールドの組み合わせがとてもお洒落で、男女問わず使いやすいデザインになっていると思います。
一つ残念なのは、エンブレムが入っていないことですね。エンブレムが入っていればもっと華やかになったのかなと思います。しかしながら、普段使いするのにはこのくらいの落ち着いたデザインの方が好まれるのかもしれません。
まとめ
今回は、オリンピックので使用されているスマートフォンがなぜサムスン製なのかという事や、歴代のオリンピックモデルのスマートフォンがどんなものだったのか調べてみました!!
サムスンがオリンピックと関わり始めたのは、1988年の韓国で開催されたオリンピックからだったことが分かりました。また、サムスンは自社製品を普及させたいという思いだけではなく、オリンピックの精神に共感し、自らも同じ思いを持っているということをメッセージとして広めていきたいという強い思いがあるということもわかりました!
これからも4年のサイクルでやってくるオリンピックで、サムスンのスマートフォンや製品を目にすることが多くあると思いますが、そういった企業の思いがあるということを知った上でオリンピックをみると、今までとは違った思いでオリンピックを楽しむことができそうですよね。
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